お殿様との出会い 第参話 主君との対面の時 (後)

前回の更新からだいぶ空いたが家臣1周年記念日を迎える前に以前の続きを。

 

「ここからは好きな武将と写真が撮れる!

写真撮影会第2弾じゃーっ!」

 

えっ??と私は耳を疑った。

演武後に、好きな武将様と1人1枚写真が撮れる? こんな世界があるのか?と。

 

てっきり演武を観て終わりかと思っていた。

 

利家様の説明に従い、

この日出陣している武将様の前に列が3つ作られる。

私は流されるまま真ん中の列、

すなわち信長様の列に並んだ。

信長様の列には前にも後ろにも、

たくさんの人が並んでいた。

 

ーどのくらい待っただろうか。

とうとう自分の番になり、

お付きの陣笠さんに

持っていたカメラを手渡す。

 

ーなるほど。陣笠隊って、

ただの斬られ役じゃない。

写真撮影の時にはカメラマンにもなるんだなぁ。

とこの時感じた。

 

ーその時。

「さぁ次の者、参れ」

声がかかった。

 

私の目の前に立つ、

髷を結い黒いマントを纏った武将様。

 

ーそれが、戦国時代第六天魔王と恐れられ、

現代に蘇った織田信長様との出会いだった。